2歳児のイヤイヤ時期を上手く乗り切るには?
2歳児のイヤイヤ時期を上手く乗り切るには?
子どもが2歳ころになると突然やってくる「イヤイヤ時期」。
なんでもかんでも「イヤ!」「やらない!」と暴れる子ども。
いざ目の当たりにすると、どうしていいのか対応に困りますよね。
わが家にもスーパーで寝転がって暴れる2歳の怪獣がいました。
実際に効果があった対応法や、乗り切りかたをご紹介していきます。
イヤイヤ時期とは
自我が芽生え、自己主張が強くなる時期とされています。
自分でやりたいのに上手く言葉で伝えられないもどかしい気持ちを「イヤイヤ」で表現しているのです。
例えば、「服をお着替しようか?」と話すと「イヤ!」と言われたとします。
ただ単に服を着替えするのがイヤな場合もありますが、
「自分で着替えたい!」
「言われなくても自分で出来るもん!」
「その服はイヤ!」
などの意味が込められています。
言葉で伝える力が未熟な2歳頃の子どもでは上手く伝えられず「イヤ」としか言えないのです。
親を困惑させるイヤイヤ時期ですが、
自立への第一歩を踏み出そうとする、子どもの成長段階には欠かせない時期でもあります。
いつ頃からイヤイヤ時期に
個人差はありますが、言葉を覚え始める1歳半~2歳頃からイヤイヤ時期が始まり
上手く自己主張ができるようになる3歳頃からだんだんと落ち着き無くなって来ます。
イヤイヤ時期の子どもへの上手な接し方
- 落ち着くまで見守る
イヤイヤと暴れるようなときは、本人も感情のコントロールが効かず
どうしたらいいかわからなくなっている場合があります。
このような時は周りの安全面を確認したうえで、落ち着くまで見守ってあげます。
あくまでも「放っておく」のではなく「見守る」です。
「お話できるようになるまでここで待っているね。」などと一声かけてあげるといいですね。
- 「イヤ」の気持ちを受け止めてあげる
イヤイヤの理由が何であれ、抱きしめながら「いやだったねー、よしよし」と
あやしてあげると「親は自分の気持ちを分かってくれた!」と実感できます。
子どもの気持ちに寄り添い、共感することが大切です。
そして「本当は何がイヤだったのか」「本当はどうしたいのか」を子どもの気持ちを代弁しながら会話の中で解決方法を探すことができます。
- とりあえず一人でやらせてみる
自分で服を着たい
自分で靴をはきたい
自分でジュースを注ぎたい
子どもがやりたいと思ったことは、例え一人ではまだできないだろうと思ってもやらせてあげることも大切です。
難しそうなときは勝手に手を貸すのではなく、
「ここだけ一緒にしてもいいかな?」など声をかけてあげます。
そうして「自分でできた!」の経験をすることで自己欲求を満たすことができるのです。
- 先に選択肢を与える
「お着替えしよう!」
「ご飯食べるよー!」
と掛け合うと「イヤー!!!」と言われることが多くないですか?
イエス、ノーで答えられる質問をすると「イヤ!」に繋がりやすくなるため
「青のくつしたと緑のくつしたどっちがいいかな?」
「ごはんとパン、どっちがいい?」
と、子どもに「こっち!」と選んでもらえるとイヤイヤには繋がりにくいのでスムーズに行くことが多いです。
- イヤイヤ時期は楽しんだもん勝ち!
まじめにイヤイヤ期に付き合っているとママの心がもちません。
「いつまで続くの?」
「もうしんどい……」
「イライラする」
そう思うときだって誰しもがあると思います。
あの手この手を使っても、何も通用しない時だってあります。
「イヤイヤ~!」と始まったら
「おぉ~!今日も絶好調ですね~!いくらでもお付き合いしますよ~」
くらいに思ってみてください。
しんどいことにばかり目を向けると辛くなってしまいます。
ですがこのイヤイヤ期の間にも可愛い瞬間や、面白い瞬間が必ずあるはずです。
可愛いおかしい瞬間にスポットをあてることで、少しだけ楽にイヤイヤ時期を乗り切れるような気がしませんか?
まとめ
いかがでしたか?
終わりが見えないイヤイヤ時期に毎日疲れちゃいますよね。
ですが、必ずイヤイヤ時期には終わりがあります。
イヤイヤ時期の間にママやパパの愛情をいっぱいもらって子どもはたくさんの成長を見せてくれるでしょう。
辛いときは一人で抱え込まずに、周りに頼ることも大切です。
我が子に合う対応を模索しながら上手にイヤイヤ時期を乗り切りましょう。